2年間いた団体をやめてよかったと思うこと。← ※批判でないです

ほんのつい最近まで、あるNPOでずっと学生スタッフをしていました。 そのNPOから離れてはや1ヶ月ほど。 タイトルを読めば、「もといた団体批判かよ。」って思われそうなんで、はじめに断っておきます。

団体の批判は、いっさいありません。 (諸々、思っていることはあってもそれは書かないです(笑) 誰だって、自分の古巣にひとつやふたつの不満ぐらいあるでしょ。)

そういうネガティブなことじゃなくて、 今日書きたいのは、もっとポジティブなことです。

ちょっと前までいた、その団体では、ぼくは色々な経験をさせてもらいました。 2年間もいたので、いまだとちょっとした先輩格になっています。 現役のスタッフの進路や、現場での問題について相談にのることもあれば、 企画やイベントの立案についても相談が来ることがあります。

そんなアクティブな後輩や、同年代をみていて思うのは、 「いつまで、同じ場所にいる気なんだい!?」ってことです。

 

自分のしたいことに従って、「活動場所」を選べばいい。 今いる場所から、したいことを決める必要はない。

 

今回、タイトルにした 「2年間いた団体をやめてよかったと思うこと。」 というのは、この3つです。

 

  • 自由に動けるようになった分、インプットの時間が増えた。
  • 束縛するものがなくなったから、これまでつながりの薄かった人とも濃くつながれるようになった。
  • 自分が意識しなかった自分の能力を知った。

 

とくに、3つ目はあの団体の人たちに大声で言いたいことですね。 自分の短い学生生活を、ひとつの団体に注いでしまうのはすごくもったいないとガチで思います。

こんなことを書いていると、色々な方向からバッシングをくらうかもしれないですが、 あなたが苦しいなかでもがいた体験知は、ひとつの場所で費やしてしまうにはあまりにももったいない。 自分にはもっと自由に動ける場所、自分の気づかなかった能力を発見してくれる人が世の中には、もっといます(いや、これまでの自分を否定する必要はまったくないですよ)。 もっと創造的になれる場所が他にも絶対にあるし、なにより「自分の使い方」を学べるのは、古巣を出たときです。

 

 

「自分の能力をもっと多様にしたいなら、常に新しい選択肢をとった方がいい。」 このことは、最近、本当に思います。

 

散々、煩わしいと思っていた苦い経験だって、 自分を自然とタフにしているし、

嫌な思いをした失敗談があるから、 いまいる場所では、同じことを繰り返さないようにしようと思えるし、

うまく成功した経験があるから、 目の前の課題に向きあおうとすることができるし。

これを読んで (そもそも、読む人少ないだろうけど)、 「私(おれ・ぼく)、やめました!」って人が生まれたら、 それこそバッシング受けるだろうけど、

本当にそう思ってます。

あなたの体験知は、 ひとつの場所におさめてしまうのは、もったいない。

最近、これまでの活動も、学校も断捨離して、 そのかわり、本当に嬉しいことに色んな人からお誘いを受けて、 新しい場所で人と活動していると、 「自分、こんなことが得意だったんだ」 「自分、ここが弱いな」 とつくづく思います。

これは絶対に、ずっと同じ場所にいたら体験できなかったこと。 ってなわけで、今日は離脱のすゝめでした。

でも、とか言っておいて、これって裏を返せば 「2年間、いてよかった」ってことですよね(^o^) うん、誰も批判してないですよ(笑)